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トピック - 第3ラウンドをまわった学生の感想

血液・腫瘍内科のクラークシップを受けた学生さんには、実習に対する感想を書いてもらっています。
その文を、転載しますので、興味のある先生方は、是非、一度、お目を通してください。

コメント

#1    芦田 愛    2012-07-17 09:40
第3ラウンド前半 阪大で実習した学生さんの感想

血液内科ということで、白血病、リンパ腫などの病を持っている人が多く、動くことも出来ないくらいの重症の人ばかりという印象を持っていました。しかし、病態が落ち着いていれば、健常は人とあまり変わらないほど元気な人が多いということに驚きました。血液内科の先生方のクルズスも分かりやすく、楽しい雰囲気で勉強ができて、とてもためになりました。白血病のM1、M2などの分類にはまだ苦手意識がありますが、M3の急性前骨髄球性白血病については以前よりも少し詳しくなれたと思います。2週間という短い期間でしたが、ありがとうございました。
#2    芦田 愛    2012-07-17 09:44
第3ラウンド前半 阪大で実習した学生さんの感想

悪性リンパ腫の患者さんを診させていただいたが、今までの癌患者のイメージとは異なり、病気を理解して前向きに捉えていこうとされていたことが印象深かった。
病気になってからの心境の変化、医師の発言の仕方によって患者さんの受け止め方は大きく異なることなど、教科書では学べず、現場でしか学べないことも多く、それらの事を医師になる前に少しでも知れたことは今後への大きな収穫であったと思う。
#3    芦田 愛    2012-07-17 09:51
第3ラウンド前半 阪大で実習した学生さんの感想

 個人的な要望としてはクルズスをもっと充実させて欲しいです。4回生のときの講義とほぼ同じ内容だったのが少し残念でした。先生方もお忙しいとは思いますが、できればもう少し授業時間を長くして欲しかったです。
 一日二回は患者さんの診察をするようにとのことでしたが、二回という区切りよりも一日に最低これだけの診察はするというような区切りの方がいいと思います。わたしの担当患者さんはお元気で一回の診察で一日に取りたい所見はほぼ全て診ることができたので、二回目の診察では主に雑談をしていました。雑談で患者さんと仲良くなれ少しは信頼関係も築けたのでそれはそれでよかったのかもしれませんが。
#4    芦田 愛    2012-07-17 16:50
第3ラウンド前半 阪大で実習した学生さんの感想(1/2)

実習冒頭のオリエンテーションでの柴山先生の教育理念に強く共感しました。第1・第2クールをローテーションして感じたいくつかのフラストレーションのうちの1つに「なぜ”病棟”実習なのにクルズスやレポート作成ばかりに追われて、パソコンの前に張り付かなければならないのだろう」というのがあったためです。もちろん実習中の講義は、自分が病棟で実際に体験するもの・したものとの関わりが深いため効果的だと感じますが、体系的で量も豊富は講義は4年次のもので担保されているはずであり、5年次の実習で優先的になされるべきものではないと思うからです。その点で柴山先生が真っ先に、診察を重視すること・指導医となるべく密にコンタクトを取ることなどを強調されたのは、自分の求める病棟実習の形であり非常にうれしいものでした。しかし一方で、そのような理想的な実習は現実的にはなかなか難しかったものも事実です。特に最初の1週間は病棟のペース・指導医の動きなどがなかなか把握できず、自分の希望することをうまく伝えることができませんでした。質問をしても多くは後回しでなかなか相手にしてもらえず、それに加え外病院で留守のことも多く、たとえ午後帰ってきても病棟業務が溜まっているため指導を受けるのは困難でした。(指導医側の言い分として、全ての学生に実習意欲があるわけではなく、大事な時間を割いて教えるほとの甲斐のない者が少なくない、というのは理解しています。教える気がなくなるような態度をとる我々学生側にも問題があると思っています。)
#5    芦田 愛    2012-07-17 16:51
第3ラウンド前半 阪大で実習した学生さんの感想(2/2)

2週目に入り指導医が休暇で不在になったのを契機に、症例についていろいろな人に聞かざるを得なくなってのですが、かえって指導医でないドクターともコ ミュニケーションがとれるようになり実習の幅が広がりました。積極的は関与に対してやっと肯定的なレスポンスがもらえるようになり、ALLの疫学・腰椎穿 刺等々、担当症例以外の内容についても多くのことを教わることができました。患者さんとのコミュニケーションも良好であったため、最終的には非常に有意義 な実習となったと思います。
以上を踏まえて、一学生としての提言ですが、5年次の実習が「医師になるまでの予行演習である」という教育方針をそのままに、指導医側にももう少し時間的 余裕ができれば申し分ない実習になるのではないかと思います。具体的には、「担当患者数の少ないドクターを指導医にする」「外病院勤務の少ないドクターを 指導医にする」「指導医には新規担当患者の数を減らす」などはどうでしょうか。血液・腫瘍内科クリニカルクラークシップが抱える数少ない弱点であり、改善 し甲斐があるのではないか、とローテーションした学生として感じました。

最後になりますが、指導医の森川先生をはじめ、病棟で・回診で・クルズスでお世話になった多くの先生方、ご指導どうもありがとうございました。病棟の雰囲気も非常によく(今まで回った中で一番でした)2週間楽しく過ごすことができました。
#6    芦田 愛    2012-07-27 17:04
第3ラウンド後半 阪大で実習した学生さんの感想

学外・学内実習共に良かったのは、今まで回ってきた科と違って患者さんと長く向き合う時間が大変あったということです。学外・学内共に一人ずつ患者さんを受け持ったのですがお二人とも病気に対してnegativeにならずに前向きに捉えて元気で過ごしていらっしゃったことが印象的でした。抗癌剤の治療は長期間に渡るので医者と患者さんとの人間関係の構築が如何に大事かというのもこの1ヶ月を通じて実感できました。
学外・学内共に先生方が大変忙しそうで、患者さんについて先生とdiscussionする時間があまり取れなかったこと・骨髄移植など血内専門の手技を見る機会が無かったことが残念でした。あと、欲を言えば学内のクルズスをもう少し増やして欲しかったです。多くの先生に血液内科の魅力とは何かと聞いたのですが、癌を治せる数少ない内科の一つであり、研究も盛んで、治療も日々進化していくのが面白いといったことを皆おっしゃっていました。私自身もそう思いましたし、臨床・研究どちらを選ぶにしてもやりがいがある科ではないかと感じました。
この1ヶ月間教わったことを生かして今後の実習も頑張りたいと思います。最後になりましたが、お世話になった先生方どうもありがとうございました。
#7    芦田 愛    2012-07-27 17:10
第3ラウンド後半 阪大で実習した学生さんの感想

 血液内科は、病気を自分の手で“治す”、とくに癌を治療することができるという点で、他の内科とは一線を画しているという印象を受けました。また、血液内科が扱う病気の性質上、全身に多彩な症状が現れる、あるいは多種多様な病気を合併する患者さんが多く、仕事が多く忙しいながらもgeneralに患者さんを診るスキルが磨かれるのが魅力的だと思いました。研究と臨床の「近さ」にも、将来この道を選ぶとすればやりがいを感じるであろう科でした。
#8    芦田 愛    2012-07-27 17:19
第3ラウンド後半 阪大で実習した学生さんの感想

 市立池田病院では初めての外病院ということで緊張していましたが、優しい先生方がご指導してくださって、自分としてはやる気十分に実習期間を過ごすことができました。たくさんの症例について私が理解できるように説明してくださったことで興味がわきました。また専門的な話をするときりがないであろう白血病やリンパ腫についてエッセンスを記憶に残せるようにご指導していただけたのは大変幸運でした。たくさんの患者さんの診察も見学させていただけたおかげで、様々な患者さんがいる中で医師はどのように話し、どのように診察すればよいのかということを肌で感じることができました。救急外来や病理部を見学させていただけたのも良い経験になりました。大変感謝しています。
 大学病院では毎日午前中に患者さんのところに診察に行けたのが今までの実習にはない特色だったと感じました。紙カルテでカルテを書く練習ができたのも良かったです。一つ心残りなのは骨髄移植の見学ができなかったことですが、また研修で回りたいと思います。